当院は1977年、自由診療の小児歯科専門として開業いたしました。その後必要に迫られ、また自身二代目で同時に父の診療所を手伝っていたこともあり、矯正、歯科一般も診るようになり今に到っております。現在は自費診療であることもあってか小児は30%程度と減少し、矯正と成人が大部分を成すようになりました。
当院の方針は、こどもであるならば1本も削られない歯で原始人のようなおとなになることを目指します(わたくしの三十代半ばの二人の息子はそうなりました)。おとなの場合はなるべく歯科治療をしないで済む人生を目指す、ということです。つまり、あんまりアタマの中にハイシャを意識しないでいられる人生を、というわけです。
そのため保険診療の流儀にのっとらず、しかし料金は低廉にと努めてやっております。スタッフは最小限、経費をかけずに、患者さんと二人三脚で健康の意義を考えます。いずれの日の人生の死を意識し、その中での歯科的健康とは?という覚悟です。30年間、小児歯科の母親教室も御相談も無料でやってまいりました。どうぞいらして下さい。他の医療機関に行かれる場合でも、セカンド・オピニオンのためだけでも結構でございます。お役に立ちたいと考えております。